持続可能なエネルギー源なしで人類社会と共存しつつ、データ駆動型社会に不可欠なデータセンターや高性能コンピューティングの需要を賄うことが困難である。2022年に達成されたレーザー核融合によるエネルギー増幅は、この問題に対する有望な解決策を提示した。核融合は、持続可能でありながら高エネルギー出力を提供することが可能で、CO2排出ゼロという額面通りのクリーンエネルギーとして期待されている。本講演では、レーザー核融合に関する国内外の研究開発の最新状況を概観し、核融合技術が直面する挑戦と未来の展望について紹介し、聴衆の皆様と共に、この技術革新が如何にしてグローバルなスケールで持続可能性と経済発展を同時に推進できるかについて議論を深めたいと思います。
- 日時
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2024年7月12日
- 場所
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オンライン開催
- 参加費
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無料 (事前参加登録要↓)
- 主催
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大阪大学 数理・データ科学教育研究センター
- 共催
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HRAM 日本応用数理学会 D-DRIVE全国ネットワーク
- web 参加事前登録
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https://www-mmds.sigmath.es.osaka-u.ac.jp/structure/activity/ai_data.php?id=74
- 問合せ先
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大阪大学 数理・データ科学教育研究センター 鈴木 貴
suzuki@sigmath.es.osaka-u.ac.jp