タイトル:ウェアラブルコンピューティング技術による人間理解・人間拡張
講演者:大西 鮎美 氏(神戸大学 大学院工学研究科 電気電子工学専攻 助教)
概要:ウェアラブルコンピューティング技術により我々はこれまで知ることが出来なかった様々な情報を取得できるようになる.センシングにより人間理解が進み,人間の能力も拡張可能となる.例えば眼鏡や補聴器といった五感を拡張する装具は,人々の生活の質向上に不可欠なものであるが,人間の五感は疲労で日常的に変化する可能性がある.そこで,疲労時の五感能力の変化を疲労時五感とよび,それを考慮して五感能力を拡張するウェアラブルデバイスの開発に取り組んでいる.また,シューズのアウトソール部分に埋め込んだ発電素子で発電しながら人の行動や状況を認識するスマートシューズの研究にも取り組んでいる.ウェアラブルデバイスの大きな課題に電源問題があるが,このシューズは,充電をせずに履くだけで駆動する無電源センシングシューズである.本講演では,このような多様な協業を含めた研究事例をご紹介する.
- 日時
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2025年7月18日(金)18:00~20:00
- 場所
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オンライン開催
- 主催
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共催(HRAM 日本応用数理学会 D-DRIVE全国ネットワーク)
- 参加費
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無料(事前登録要)
https://www-mmds.sigmath.es.osaka-u.ac.jp/structure/activity/ai_data.php?id=97
- web
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https://www-mmds.sigmath.es.osaka-u.ac.jp/structure/activity/ai_data.php?id=97
- 問合せ先
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大阪大学 数理・データ科学教育研究センター
鈴木 貴
suzuki@sigmath.es.osaka-u.ac.jp